昭和十八年◇ 平家物語諸本の研究 ◇ 高橋貞一 著合資会社 冨山房本のサイズ 約26.5cm×約19.5cm(函サイズ) 約570頁約80年前の希少な古書・古本です。日本の歴史を物語る代表的な軍記物語である「平家物語」。平清盛らを中心とした平家の繁栄と、源氏の台頭による滅亡までを描いたこの有名な物語には数多くの諸本・異本があり、それらは<語り本系><読み本系>などのグループに分類でき、本書は、長年にわたって平家物語を研究してきた著者によって、各諸本の分類に関してまとめられた本です。500ページを超える内容で、研究論文的な一冊です。第一章 軍記物語諸本研究の回顧第二章 平家物語一方流諸本の研究第三章 流布本の成立第四章 増補せられたる平家物語諸本の研究第五章 平家物語の秘事に就いて附 章 灌頂巻に関する研究 平家物語の作者及び著作年代 平家物語成立現存本以前の推定と平家物語の史実との関係 文学としての平家物語 平家物語に関する資料付 録 専門的な本であり、一般大衆向けのものではない為、発行部数も多くはないと推測しますので、歴史や文学的な資料としても役立つ希少なものかと思います。経年のシミや黄変・汚れ、色ヤケ・くすみ・劣化・破損などあります。ページによっては、黄変シミの強い箇所があります。専用の函付きですが、経年劣化・破損しています。外装も色ヤケやシミ汚れ・破損・折れなどありますが、書見に問題ありません。画像では見えづらいものもありますので、予めご了承ください。#古書 #古本 #平家物語 #古典 #文学 #歴史 #源氏 #本 #平氏 #軍記 #鎌倉時代 #平清盛 #源頼朝
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